2009.12.05 Saturday
室町時代の「明銭」に学ぶべきである。
室町時代の「明銭」に学ぶべきである。
みんせん【明銭】
室町(むろまち)時代に,明(みん)(中国)から輸入(ゆにゅう)されて日本国内で広く流通した銅銭(どうせん)。勘合貿易(かんごうぼうえき)によって大量(たいりょう)に輸入(ゆにゅう)されたほか,倭寇(わこう)(日本人を主体とした海賊(かいぞく))によってももたらされた。洪武通宝(こうぶつうほう)・永楽通宝(えいらくつうほう)などが知られる。
銅貨、銀貨、金貨を流通の重要な要素とすることの意味は、貴金属に対するアジア諸国民の歴史的な財貨意識に立脚できる意義が大きいと思う。
明銭が日本で大量に流通したのも、明銭の規格基準の高さと当時の「銅」に対する高い財貨意識に依るのである。
倭寇のような、アウトローにとっても、貴金属に対する高い財貨意識は深く浸透していて、明銭と物資の交換を求めたのであろう。
もう少し科学的に言うと、貨幣の垂直性と水平性の観点からは、金属貨幣の垂直性・権威は、その金属の価値と紋章による規格基準の高さに求められ、倭寇のような国家の「外」に存在する集団も、「金属貨幣の垂直性・権威は、その金属の価値と紋章による規格基準の高さ」による「垂直的権威」を受け入れていたと考えることができるであろう。
参照:貨幣の垂直性と水平性
2009.05.19 Tuesday
強力な支配者(恐竜)を一撃で撃ち落とす道具→共役複素数
akehino posted by (C)天花一海
そこで、現在において、当時の「明銭」に該当するものを考えると、それは、「明治、大正、昭和(戦前)」の「銀貨」であろう。
129021722_1 posted by (C)天花一海
共同体内の物資や役務の交換、対価として、「明治、大正、昭和(戦前)」の「銀貨」を使用するのである。
これによって、総流通量は限定され、意匠の複雑さと精巧さ、古銭であるため偽造も困難であり、つまり、「金属貨幣の垂直性・権威は、その金属の価値と紋章による規格基準の高さ」という条件に極めて合致した「貨幣」である。
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参考:
金・銀本位制復活と円のデノミネーション




⇒ はなまさ (05/15)
⇒ yutakarlson (05/11)
⇒ アコム (05/05)
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